8日、ニューヨークのJFK空港からデトロイトのメトロポリタン空港に向うジェットブルーの機内で、男が自慰行為をした疑いで、逮捕される事件があった。
飛行機には、たまたまテレビ局のスタッフが搭乗していた。Fox2ニュースのファリナさんは「彼は、下半身を露出しただけではなかった。それ以上だった」と事件について説明。「それは予期せぬ出来事だった」と加えた。男の隣に座っていた乗客は、別の座席へと移されたという。
飛行機が到着するとすぐに、3人の警官が男を拘束。男はその後、FBIに身柄を引き渡され、連邦法の軽罪、風紀紊乱行為で起訴された。
なおJFKからデトロイトまでの飛行時間は約2時間だった。
テレビのレポーターから「たやすくやりすぎでは?」と尋ねられた被告の弁護士は、「確かに」と笑いながら、もし地上で同じ行為をした場合、罪はもっと重かっただろうと見解を述べた。さらに「なぜ、そんな愚かなことをしたのか、彼のメンタルヘルスなども確認しなければならない」と語った。
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ジェットブルーはニューヨークポスト紙の取材に対し「顧客による不適切な行為の可能性」を知らされた後、男の近くに着席していた乗客を移動させたと説明。「顧客とクルーの安全が最優先だ。われわれはこの件で、捜査当局に協力している」と回答した。