共和党の上院のリーダー、ミッチ・マコーネル院内総務は15日、議会で行なったスピーチでバイデン氏とハリス氏の勝利を祝福した。
前日、選挙人による投票が行われ、バイデン氏の勝利が改めて確定した。
マコーネル氏は「われわれの多くは、大統領選挙が異なる結果をもたらすことを望んでいたが、政府のシステムには、1月20日に誰が宣誓をするのか決定するプロセスがある」と述べた上で、「選挙人団は明らかにした。よって、バイデン次期大統領を祝福したい。次期大統領は、上院にとって他人ではない。長年行政に身を捧げてきた」と語った。
続けて「次期副大統領、カリフォルニアのわれわれの同僚、ハリス上院議員にも祝辞を送りたい。われわれの国家が初めて女性の副大統領を選出したことを、すべてのアメリカ人は誇りに思うことができる」と語った。
マコーネル氏がバイデン氏の勝利を直接的に認めるのは初めて。
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一方、トランプ大統領は、敗北を認めることを拒否しており、マコーネル氏の演説後も「不正投票に関するとんでもない証拠が出ている。われわれの国で、このようなことは今までなかった」とツイートしていた。
マコーネル氏はトランプ大統領の4年間は、重要な成果に満ちていたと賞賛。「トランプ大統領とともに、次の36日間を強くやり遂げることを楽しみにしている」と述べた。