米マクドナルドは今月、タイムズスクエアに新たな旗艦店をオープンした。3階建ての店舗面積は約1,000平方メートルで、約170席を有する。
タイムズスクエアにある2店舗と同様、24時間営業で、国内で最も来客の多い店舗となることが予想される。
ガラス張りのモダンな建物は、ランディーニ・アソシエイツ(Landini Associates)が設計し、プログレッシブ AE(Progressive AE)が建設した。
壁や照明などに、コーポレートカラーのイエローとレッドが使用されている。
店の上に掲げられた約860平方メートルの巨大ビルボードは、タイムズスクエアで3番目に大きいサイズだという。どの場所からも「ゴールデン アーチ」を見つけることができる。
気になる店内は?
1階のオーダースペースは、セルフ式キオスクのほか、モバイル、現金、有人レジなどあらゆる方法でオーダーをすることができる。
セルフキオスクは18台設置されており、混雑時でも焦ることなく、メニューを選択することができる。
オーダー後は、番号札を取り、空いている席に座って待つだけ。番号札には位置センサーがついていて、スタッフが自分の席まで食事を運んでくれる。
ガラス張りの店内。窓際のカウンター席からは、タイムズスクエアを行き交う人を眺めることができる。
テーブル席には、緊急時に役立つ携帯のバッテリーチャージャー。
気になるメニューは?
目玉メニューは「ワールドワイド・フェイバリット・メニュー」(Worldwide Favorites Menu)。世界各国で販売されているご当地メニューを提供している(期間限定)。
現在、販売されているのは、カナダのチキンサンド、オーストラリアのベーコン&チーズフライ、オランダのパフェ、スペインのベーコンバーガーの4種類が発売中。
カナダのチキンサンド「Tomato Mozzarella Chicken Sandwich」(下)には、フライとベイクドの2種類が用意されている。ふっくらとしたバンズには、ブリオッシュを使用。モッツアレラとベイクドドチキンのコンビはあっさりとした味わい。カロリー控えめの530カロリー。5.79ドル。
スペインのベーコンバーガー「Grand McExtreme Bacon Burger」。肉のジュージーさにはやや欠けるものの、通常のマックバーガーに比べると味とボリューム感ともに満足感あり。5.99ドル。ダブルバーガーも選べる。
オーストラリアのベーコン&チーズ。濃いめの味付けで、食べ応えあり。
デニッシュやマフィンなどのベイクドメニューもあるので、朝食や休憩にも利用できそうだ。
現在マクドナルドは、100億ドルを投じて、全米の8,000店舗をデジタル化するためのプロジェクト「Experience of the Future」を推進している。
米マクドナルドのクリス・ケンプチンスキー(Chris Kempczinski)社長は、これらのリノベーションは、顧客の認識を変えると期待を語っている。
McDonald’s
1528 BroadwayNew York, NY 1003
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