メーガン妃は、チャールズ国王に面会し、王室との間に生じた誤解を解きたいと考えているという。
Sky Newsによると、王室担当記者ニール・ショーン氏は自身のYouTubeチャンネルで、「非常に良い情報筋」の話として、メーガン妃が「正式な文書」をしたため、チャールズ国王との「1対1での面会」を求めたと話した。
ショーン氏は、この書簡は「誤解を解き、過ちを正す」ことに加え、「過去2年間、彼らが行ってきたことへの論理的根拠について説明する機会となるだろう」と見解を語った。
1対1の面会が実現するかについては「正直、わからない」としつつ、メーガン妃の行動は「非常に勇敢だ」と称賛した。
女王の死をきっかけに、王室とヘンリー王子・メーガン妃夫妻の歩み寄りや、夫妻のロイヤル復帰を期待する声も上がっているが、国葬という一大行事は、さまざまな場面で、王室内での夫妻の立場の変化を印象づける形となった。
公務を退き、軍の名誉称号を返上する道を選んだヘンリー王子は、葬儀で軍服を着用せず、棺への敬礼も許されなかった。座席は兄ウィリアム皇太子一家らと分けられ、二列目が用意された。数日前に営まれた通夜の儀式では、軍服の着用が許可されたが、肩に入るはずの女王のイニシャルが外されており、これにヘンリー王子は強いショックを受けていたと報じられた。
国葬の前日、バッキンガム宮殿では王室メンバーらと各国首脳を交えたレセプションが開催されたが、夫妻は参加しなかった。招待者は、公務に付く王室メンバーに限定されたと伝えられている。
チャールズ新国王は今後、王室のスリム化に取り組むと見られている。ヘンリー夫妻の2人の子供は「殿下」の敬称を与えられない見通しで、夫妻は、これに激怒していると伝えられている。さらに先日、新国王は摂政法の改正を検討しており、ヘンリー王子は、アンドルー王子らと並んで「カウンセラー・オブ・ステート」(国王が病気の時などに、代理として公務を執行する権限が与えられるメンバー)から除外される可能性があると報じられた。