メーガン妃が先日創設したブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」(ARO)の最初の製品は、「モンテシート産」のジャムのようだ。
メーガン妃の友人らは今週、アメリカン・リビエラ・オーチャードのロゴが入ったジャムの写真を相次いでSNSに投稿。ラベルには、17/50などのシリアルナンバーが手書きされている。
ファッションデザイナーのトレイシー・ロビンス氏はインスタグラムのストーリーに「ブレックファーストやランチ、ディナーをスイートなものにしてくれた」と投稿。ヘンリー王子のポロ仲間ナチョ・フィゲラス氏の妻デルフィナ・ブラキエ氏も「ストロベリージャムが私を幸せにしてくれた」とメーガン妃への感謝を述べた。
AROは現在、2件の商標が出願中となっている。米国特許商標庁のデータベースによると、申請したのは、デラウェア州で設立されたMama Knows Best, LLCで、ガーデニングの道具からステーショナリー、ペット用品、リネンやコスメ、キッチンウェア、コーヒー、ジャムなどライフスタイルにまつわる広範なアイテムが登録されている。
ジャム戦争勃発?
メーガン妃がジャムを「スニーク・プレビュー」したことで、恩恵を受けたのはチャールズ国王だという。
デイリーメールは18日、「王室支持者らによって売上が爆上がり」したことで、国王ブランド「ハイグローブ」(Highgrove)のオーガニック・イチゴジャムが完売したと報じた。
チャールズ国王は1990年代より、自身の私有地コーンウォール公領で採取された食料品を「ダッチー・オーガニック」シリーズとして販売しており、ジャムも2010年からラインナップに加わった。
ちなみにハイグローブのウェブサイトでは、クッキーや紅茶、ジャム、蜂蜜などの食品類だけでなく、ソープや食器、書籍のほか、バーバリーとコラボレーションしたスカーフなどユニークな商品を取り扱う。また、ガーデンツアーやワークショップなども展開している。
なおニューヨークマガジンは、完売した理由について「英国人が怒って、悪意(おそらく人種差別)からチャールズ国王のジャムを購入した」と推測。「ロイヤルジャム戦争が始まった」と伝えた。記事を執筆したオリビア・クレイグヘッド氏は「変な王室主義者とモンテシートのシックで美しい女性」の争いで勝利を収めるのは、メーガン妃だと主張している。
メーガン妃のジャムの価格や販売時期は不明だが、SNSには「AROのジャムを味わうのが待ちきれない」「メーガン妃はAROで私たちの生活をよりスイートなものにしてくれるでしょう」といった期待を示すコメントが投稿されている。
一方で、「エリザベスが始めた事業だ」「業界で何の実績もない有名人の食品事業には興味ない」「ネトフリのマンデラの番組のごとく、彼女は誰かの製品を盗んで、それに自身の名前をつけ、他人の功績を自分のものにしている」などの批判、「ローカルのスモールビジネスをサポートしましょう。セレブや著名人は彼らほど売り上げを必要としていない」と地元の手作りジャムを購入するよう呼びかける声も寄せられている。