夫の訴追騒動「巻き込まれたくない」メラニア夫人の本音とは

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ドナルド・トランプ前大統領(76)が近く起訴される可能性が取り沙汰される中、最も身近な存在のメラニア夫人(52)は、夫のピンチに徹底して無関心を決め込んでいるようだ。

マンハッタン地区検察は、かつて不倫関係にあったと主張するポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏に支払われた口止め料13万ドルに関連して、大陪審にトランプ氏の起訴を求める可能性があると見られている。口止め料は、選挙戦終盤に当時腹心だった弁護士、マイケル・コーエン氏が支払った。トランプ氏はコーエン氏への払い戻しに際して、事業記録を改ざんしたなどの疑いがもたれていると報じられている。

2人が不倫関係にあったとされるのは2006年で、トランプ氏がメラニア夫人との間に設けた息子、バロン君が生後4か月というタイミングだった。

米大衆誌PEOPLEによると、メラニア夫人は未だにこのことを許しておらず、ダニエルズ氏や口止め料に関するいかなる話題も「聞きたがらない」という。同誌に語った情報筋は「メラニア夫人は夫の人格を分かった上で、自分の家族や親しい友人たちとの幸せな暮らしを維持しようとしている」と、夫婦間の距離を置いている様子を説明。「騒動に巻き込まれないうちに収束してほしいというのが彼女の考えで、トランプ氏に同情はしていない。トランプ氏がどうなっても彼女は大丈夫だろう。周囲が助けてくれる」と、起訴に持ち込まれても夫婦共倒れの可能性は低いと語った。

同情報筋はまた、フロリダにあるトランプ氏の自宅兼リゾート「マール・ア・ラーゴ」で夫婦そろって食事やイベントに姿を見せることもあるが、2人は別棟に暮らしているとも明かした。

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イバンカ氏も

もう一人、トランプ氏の最も身近な家族と見られていた長女のイバンカ氏(41)についても、騒動から距離を置いていると伝えられている。トランプ氏が大統領時代、イバンカ氏は夫のジャレッド・クシュナー氏(42)と共に大統領補佐官を務めたが、トランプ氏が2020年の大統領選落選を認めず不正を主張し続けた頃から疎遠になっていた。今回の刑事訴追の可能性をめぐっても、トランプ氏を擁護することを拒んでいるという。

芸能ゴシップサイトPage Sixは情報筋の話として、「イバンカ氏夫妻は騒動に一切関わろうとしない。距離を置き、メディアに囲まれるのも拒んでいる。彼らがトランプ氏を擁護するとは思えない。ノーコメントで通すだろう」と伝えた。また、「トランプ氏の在任中、イバンカは多くの友人や社交の場を失った。もう過去のこととして忘れ去りたいのだ」とも付け加えた。

トランプ氏の起訴がいつ発表されるのか、そもそも起訴されるのか、未だ見通しが立っていない。検察は27日に大陪審を再招集したが、29日には審理を来月後半まで延期すると報じられた。

Mashup Reporter 編集部
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