ニューヨークで10日、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の米国プレミアが開催され、トム・クルーズを含むキャストのキャストが舞台挨拶を行った。
会場やホテルの外には、トムを一目見ようと、多くのファンが詰めかけていたが、劇場内は空席が目立っていたという。
Page Sixは、主催者の厳しすぎる「ドレス・コード」が原因と分析。「アドミッション(入場):インポッシブル」、「(作戦は)自滅」などと皮肉な表現で、当日の様子を伝えている。
会場となったのは、ミッドタウンにあるリンカーンセンターのローズシアター。パラマウントは、ゲストに「イブニング・カクテルの服装(ジーンズ、T シャツ、ロゴ入り、不快感を与える服装は禁止)」で来場するよう求めていた。招待状には、不適切な服装の場合、入場が拒否される場合もあると記載していたという。
入口では、軽装で訪れた招待客が、足止めを食う場面が多く目撃されたという。関係者は同サイトに、空席が目立ったため、上映が始まる前に、座席を埋めるための「シート・フィラー」が多数動員されたと語っている。
Page Sixの記者は、ニューヨークで開催されるイベントで、これほど服装に「むきになる」のは珍しいと指摘。なぜ「適切な服装」にこだわったのか疑問だとしている。
ちなみにトム・クルーズは、ブラックのスーツに、グレーのポロシャツという若干カジュアルな出立ちだった。当日は、トムの恋人とも噂されたヘイリー・アトウェルのほか、レベッカ・ファーガソンやサイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービーや、クリストファー・マッカリー監督らが登壇した。
プロモーションで世界を飛び回っているトム・クルーズは、上映開始から30分後には、ニューヨークのテターボロ空港に向かっていたという。