「ミッション:インポッシブル」新作のアクションシーン、あの有名ゲームに似ている?

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トム・クルーズ主演の映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」(M:I 7)が12日、米国などで公開され、1週間で全世界の興行収入が2億5,000万ドル(約350億円)を超える大ヒットを記録している。

次々と繰り広げられる、手に汗握るアクションシーンの中で、クライマックスに登場する「あの場面」が、プレステのゲームに似ているとファンの間で話題となっている。

イーサン・ハント(トム・クリーズ)と、女泥棒のグレース(ヘイリー・アトウェル)は、爆破された橋から次々と落下していく車両をよじ登っていく。ネットでは、この場面が、プレイステーションのアドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」(Uncharted)を彷彿とさせるという声が上がっている。

(Mission Impossible 7)

「アンチャーテッド2」のオープニングには、まさに崖から落下する電車からキャラクターが命からがら脱出するシーンが登場する。

YouTubeのコメント欄には、「ビデオゲーム史上、最もアイコニックな場面」といった称賛や、「MIは、このシーンにインスパイアされたに違いない」といった意見が投稿されている。

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これらの声に、クリストファー・マッカリー監督は、メタのSNSスレッズで、「まったく。正直、あの世界のことは、ほとんど知らない」と回答。ゲームの影響を受けた可能性を否定した。

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そもそも監督は、ゲーム自体に関心がないようだ。他にも「アンチャーテッドのファンだろう?」といったコメントにも、「自分が知らない(類の)ものだ」と投稿している。

電車のシーンは大幅にカット

ちなみに、M:I 7のオリエント急行のアクションシーンの尺は当初、1時間半だった。編集を担当したエディ・ハミルトンはVarietyの取材で、テスト上映の結果、電車が落下するまでの時間が「長すぎる」という意見が出たため、最終的に50分にカットしたと語っている。

同作品の上映時間は2時間43 分だが、ファンからは、ロングバージョンを望む声が上がるかもしれない。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。