ニューヨーク近代美術館(MoMA)は10月1日から、新たなエキシビジョン「Items: Is Fashion Modern?」をスタートする。
エキシビジョンでは、20世紀から現在にかけて世界に強いインパクトを与えたファッションに焦点を当て、111点を展示する。展示品は、リーバイス501、プラダのナイロンバックパック、シャネルNo5ボトルなどの有名なデザインから、サリやキッパー、クーフィーヤなど、文化に根ざした民族衣裳まで多岐にわたる。各作品を通じて、スタイルや文化から政治や経済に至る、ファッションを取り巻く複雑なシステムを考察する内容になるという。
発表によると、エキシビジョンは、ベルナードロドフスキー氏(Bernard Rudofsky)がキュレーターを務めた1944年の企画「Are Clothes Modern?」で提起したテーマに立ち返ったもので、ファッションを包括的にと取り扱う企画としては、同展示以来になるという。
その他、展示作品には、1980年代のエアフォース1(Nike)、A-POC Queen Textile(イッセイ・ミヤケ)、スーパースター(adidas,1983年)、New Eraキャップ、1950年代Schottのバイカージャケット、エルメスバーキン、ティファニーのダイヤモンド・エンゲージリングなどが発表されている。
Items: Is Fashion Modern?
場所:MOMA 6階ギャラリー(The Steven and Alexandra Cohen Center for Special Exhibitions)
期間:2017年10月1日-2018年1月28日
https://www.moma.org/
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