米高級百貨店ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)が、ハドソンヤードの店舗を閉鎖することが分かった。
バーグドルフ・グッドマンなどを展開するニーマン・マーカス・グループは今年5月、テキサス州の裁判所に、連邦破産法第11条の適用を申請している。同社は昨年3月、ニューヨーク市に初の店舗を開業したところだった。
新型コロナウイルスの影響により、ハドソンヤードのショッピングモールは3月中旬より閉鎖が続いていた。現在は一部店舗で、店頭受け渡しなどのサービスを再開している。
同社はハドソンヤード店とフロリダの2店舗(パームビーチ店とフォートローダーデール店)、ワシントン州のベルビュー店を閉鎖する。またアウトレットのディスカウント店「Last Call」を17店舗の閉鎖を予定している。
広報担当者はCNBCに対し「ハドソンヤードは、レストランに加え、今後はオフィスが多数を占めるだろう。我々にとって理想的なロケーションとはいえない。」と述べた。
footwearnewsはデベロッパーのリレイティッド(Related)社が、現在ニーマン・マーカス閉店後のテナントを探しており、Facebookが入居する可能性があると報じた。