ネトフリ落胆?メーガン妃訪英も、女王とのお宝ショットなし

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英女王の在位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」に参加するため訪英したヘンリー王子とメーガン妃だが、女王と写真撮影をする機会がなかったことで、Netflix幹部は落胆しているかもしれない。英王室専門家が語った。

プラチナ・ジュビリーは、2日から4日間にわたって開催された。初日に行われた祝賀パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」では、エリザベス女王がバッキンガム宮殿のバルコニーから国民にあいさつした際、ヘンリー夫妻の姿は見えなかった。翌日のセント・ポール大聖堂での感謝礼拝では、2人に与えられた席は、チャールズ夫妻やウィリアム夫妻ら王室のシニアメンバーとは、反対側の列だった。

女王とひ孫のツーショットもかなわなかったようだ。女王は今回、ヘンリー王子夫妻の長女リリベットちゃん(1)と初対面を果たしたが、王室側は、面会は「プライベートな家族行事」として、夫妻に撮影することを禁じたという。英紙サンは王室側が、写真がテレビで使用されたり、ヘンリー王子がこれから出版する回顧録に使用されたりすることを、懸念したと伝えている。

デイリーメールによると、ヘンリー王子の伝記本「ハリー」の著者アンジェラ・レヴィン氏はGBニュースに出演し、Netflixがエリザベス女王やウィリアム王子など、王室メンバーと写真を撮ることを熱望していたと語った。

夫妻は2年前、ドキュメンタリーや子供向け番組など複数のコンテンツを製作する契約をNetflixと締結している。契約金は1億ドルとも伝えられている。

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レヴィン氏は、写真が公に出ると「彼らには、偉大な曽祖母がいたという名声を与えることになる」とその価値を強調しつつ、シニアメンバーとも写真を撮る機会を与えなかったのは、「賢明かつ巧妙だった」と王室側の対応を賞賛した。

今回の式典で、写真を撮影することができなかったことに「夫妻は激怒したことだろう」と述べ、「欲しいものが手に入らなかったから、早々に立ち去った。実に怒りっぽいティーンエイジャーのようだ」と印象を語った。

デイリーメールのコメント欄には「王室批判を繰り広げた夫妻と、王室がまだ会話しているのに驚いた。メーガンは、メディアに話した父親と口もきかないのに」と王室の対応を皮肉る声や、「ネトフリの撮影が、彼らが式典に訪れた唯一の理由だ。数週間後に、このプロジェクトはボツになったと発表されるだろう」「ネトフリは、手ぶらで帰って来た夫妻を捨てる時だ」と”フォトオプ”のために訪れた2人を揶揄するコメントが投稿されている。

国民の「尊敬失った」

レヴィン氏の非難は写真撮影だけに止まらない。王室メンバーは安全上の理由から、車の窓を閉めるよう義務付けられているにも関わらず、夫妻は自ら窓を開け、沿道の人々に手を振る出来事があったという。2人は警護を巡って王室を訴えているにも関わらず、「スポットライトを浴びずにはいられない」と皮肉を述べ、「爆弾やトマトを投げつけられる可能性もある」と危険性を語った。

さらに16万ポンド(約2,700万円)の費用がかかるとされるプライベートジェットで帰国したことは、”彼らの問題”としながらも、「通常の飛行機の10倍以上の二酸化炭素を排出した」と非難した。

式典の終了を前に帰国したことについて、96歳の女王にとって、ジュビリーは「君主としての最後の取り組みだった」にも関わらず、「彼らはバタバタとやってきて、急いで飛び出すことを選択した」と指摘。ヘンリー王子の「苛立ちや自暴自棄は一目瞭然だ。それらを隠しきれない」と述べ、今回の訪英で「全ての人々の尊敬を失ったように思う」と語った。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。