創立1975年のマンハッタンのミッドタウンにある語学学校、ALCC(American Language Communications Center)が今週、突然の閉鎖を発表した。
The Cityによると、閉鎖の噂は火曜日に生徒らに出回っていた。多くの生徒は水曜日に登校した際、すべてのクラスがキャンセルとなったことを知らされたという。
閉鎖の理由については明らかにされておらず、The Cityが入手したスタッフに宛てた3日付文書では、直ちに閉鎖するとともに、生徒に対し支払い済みの授業料は返金をしない旨が述べられている。
海外から学生ビザ(F-1)で通う学生らが合法的に滞在しつづけるには、I-20(入学許可証)を他校へトランスファーする必要が生じる。水曜日、オフィスは転校書類などを求める学生で溢れかえり、スタッフはすべての学生に対応することができなかったという。また授業料返還を求める学生らは、ALCCスタッフから、ニューヨーク市教育局に申請するよう告げられたという。

閉鎖を知った他校は、ACLLの学生の受け入れに動き出している。
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数ブロック隔てた場所にあるZONI Language Center ではソーシャルメディアを通じて、受け入れを呼びかけている。
同校スタッフは当社の取材に、ALCCに支払い済みの授業料について考慮できる可能性があると述べ、レシートとともに窓口を訪問してほしいと語った。