31日、米中西部は引き続き危険な寒さに見舞われた。木曜朝のシカゴの気温は氷点下29度となり、ウィスコンシン州マディソンでは氷点下32度、イリノイ州北部のロックフォードでは氷点下34度と、過去最低気温を記録した。
ニューヨークでは日中も氷点下8度を下回るなど、厳しい寒さが続いた。金曜日は、最高気温が氷点下5度、最低気温は氷点下12度の予想。週末は寒さが和らぎ、予報では日曜日の最高気温は7度を超える。
厳しい寒さは、献血事情にも深刻な影響を与えている。
ニューヨーク血液センターは31日、「ストームと極寒、インフルエンザの流行で、ニューヨークとニュージャージーの血液供給の維持が困難となっている」と発表。例年、寒い季節は血液供給が不足するが、今年は予想よりも悪い状況にあるという。特にO-とB-の不足が深刻で、6-7日分の供給量の維持が必要なところ、3-4日のレベルにまで落ち込んでいるという。同センターでは、近くの献血センターでの献血を呼びかけている。www.nybloodcenter.org