米大手百貨店ノードストローム(Nordstrom)は1日、ニューヨークに新たなコンセプトショップ「ノードストローム・ローカル」(Nordstrom Local)をアッパーイーストサイド(1273 3rd Avenu)とグリニッジ・ヴィレッジ(13 7th Ave)の2箇所に、今秋オープンすることを発表した。
「ノードストローム・ローカル」では、”地元住民のためのサービスハブ”として、オンラインピックアップや、お直し、オーダーメイド、パーソナルスタイリングなどの決め細やかなサービスを提供する。ロイヤリティーメンバー「Nordy Club」を対象としたイベントを開催し、顧客との関わりを深めていく。
ノードストローム・ローカルは、昨年ロサンゼルスに初の店舗をオープンした。
ジェイミー・ノードストローム(Jamie Nordstrom)社長は声明で「ニューヨークにおけるローカルマーケット戦略の拡大は、顧客へのサービス向上への基盤となる。ニューヨークは我々の最大のオンラインマーケットであり、私たちは物理的な店舗を設けるこで、オンラインでの存在感が補完され、売上が増大すると考えている。」と述べた。
ノードストロームは、上記2店舗のほか、今年10月にはコロンバスサークルに売り場面積3万平方メートルの旗艦店の開業を予定している。
昨年4月に、ニューヨーク初となる旗艦店をオープンした。