14日、ブロンクスのニューヨーク植物園(NYBG)は、28日から営業を再開すると発表した。
ニューヨーク市では20日より、経済再開の第4段階に移行する予定で、感染リスクの低い植物園や美術館など屋内外の美術・エンターテインメント施設が再開する。
一般公開に先立ち、21日から26日の間「アプリシエイション・ウィーク」を設け、植物園の会員のほか、同地区の8つの公立および民間の病院の医療従事者、ブロンクス在住者を無料招待する。
園内では、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインや州の安全基準に従い、マスク着用やソーシャル・ディスタンスの順守が求められるほか、事前にオンラインで、時間指定のチケットを購入する必要がある。開館時間は、午前10時から午後6時まで(午前10時から11時は会員限定)。
NYBGでは5月より、草間彌生氏の特別展「KUSAMA: Cosmic Nature」の開催を予定していたが、新型コロナの影響により来年に延期した。
なおニューヨークを代表する観光名所、エンパイア・ステート・ビルディング展望台も、20日より営業再開を発表している。