大型のウィンターストームの影響で、米国では例年よりも広い地域で「ホワイトクリスマス」になる可能性があるという。
気象学では、ホワイトクリスマスは、当日降雪があることではなく、朝に1インチ(2.54cm)以上の雪が積もっている場合を指す。
ウェザー・チャンネルによると、25日朝に1インチ以上の積雪がある可能性が最も高いのは、西部の標高の高い地域と、北部の平野部と北中西部から五大湖東部にかけてで、場合によってニューイングランド北部からオハイオ川と中央の平野部でも、ホワイトクリスマスになる可能性がある。
ちなみに記録的に暖かい冬となった昨年のクリスマスは、過去10年で3番目に積雪量が少なく、ホワイトクリスマスは本土の26.6%にとどまった。一方、2017年のクリスマスは、米国のほぼ半分の地域で積雪が観測された。2003年以降の記録では、平均37%の地域が、ホワイトクリスマスを経験しているという。
ニューヨークデイリーニュースによると、ニューヨーク市では、木曜日に雨が降り始め、翌日の晩に雪に変わる可能性がある。週末の気温が氷点下となれば、雪が残り、2009年以来初のホワイトクリスマスになるかもしれないという。
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