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コロナ感染の症状は?ER医師がワクチン別に解説

コロンビア大学の緊急治療室のクレイグ・スペンサー医師は26日、SNSでワクチン接種別に、感染者の症状を紹介した。

診察したブースター接種済みの患者は、全員が「軽症」だった。大半が喉の痛みを訴え、一部は倦怠感や筋肉痛の症状があった。呼吸困難や、息切れはなかったという。

ファイザー、モデルナ製ワクチンを2回接種した患者は、「依然として軽症」だが、倦怠感や、発熱、咳などを訴える人が増え、全体的に、ややひどい状態だという。ただし、呼吸困難や息切れはない。

ジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチンを1回接種した人の症状は、「全体的に、より悪い」という。
「数日間(それ以上)の発熱、衰弱、倦怠感に加え、息切れや、咳の症状」に見舞われる患者もいるという。しかし、入院や酸素投与を必要とする患者はなく、生命を脅かすほどの症状ではないという。

入院を必要とした患者のほぼ全員は、ワクチン未接種者で「息切れや、酸素レベルの低下」が見られた。酸素吸入や合併症、重症化して入院する可能性が最も高いと、警告している。

なお診察した患者が、どの種類の変異株に感染してたかどうかについては、明らかにしていないが、スペンサー医師は、迫り来るオミクロン株に対し、ワクチンは接種した方がいいと締めくくった。

新型コロナウイルスの感染が、再び急拡大しているニューヨークでは、29日の新規感染者が6万7000人(検査陽性率18.5%)を記録したほか、入院者数が前日より10%増加し、6,767人となった。

米疾病対策センター(CDC)は28日に公表したデータで、ニューヨーク州やニュージャージ州エリアでの、19日から25日の新規感染者のうち、オミクロン株は全体の88.4%を占めると推定している。

ホークル知事は、マスクの着用やワクチンの接種を求めるとともに、週末の集会では、特に感染拡大に用心するよう訴えている。

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