世界最大のハリー・ポッター旗艦店が6月3日、マンハッタンのフラットアイアン地区(935 Broadway)にオープンする。
店は3フロアから成り、売り場面積は約1950平方メートル。15のテーマに分けられた店内では、ハリポタ商品のほか、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のコレクションを多数取り扱う。
映画で使用された小道具1,000点以上が展示されるなど「ウィザーディング・ワールド」を満喫することができる。
入り口には、重さ100キロの巨大な不死鳥「フォークス 」の模型が天井から吊るされ、客を魔法省へと案内する。ロンドンの電話ボックスやハグリッドのブーツなど写真撮影スポットも多数用意されている。
アプリ「Harry Potter Fan Club」を店内で使用すると、映画の未公開シーンや裏話などのスペシャルコンテンツを楽しめる。
VRゲームや魔法のスイーツも
ホグワーツ城で魔法の旅を楽しむ「Chaos at Hogwarts」や、ほうきでロンドンの空を飛びながら、死喰い人と戦う「Wizards Take Flight」など、2つのイマーシブVRゲームで遊ぶことができる。
スイーツ店「ハニーデュークス」をイメージした部屋では、「カエルチョコレート」や「百味ビーンズ」など魔法の世界のお菓子や、話題の「バタービール」を販売する。
また「金のスニッチ」ニューヨーク限定品や、杖やダイアリー、バスローブの名入れサービスも提供する。
米国で唯一設けられた「ミナリマ(MinaLima)の家」では、同デザインスタジオが手がけたファンタスティックビーストのギャラリーが設けられ、オリジナル商品を販売する。
EVPワーナーブラザースワールドワイドツアー&リテールのサラ・ルーツ(Sarah Roots)氏は声明で「すべてのファンに特別なものがあるだろう」と述べ、「ニューヨークに新たなショッピング体験を提供する」と期待を語った。
公式サイト:HarryPotterStore