地下鉄サーフィンで死亡事故 15歳少年が頭打ち転落、電車の下敷きに

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地下鉄サーフィンで若者が命を失う事故がふたたび発生した。

事故があったのは20日、午後6時45分頃。ニューヨークポスト紙によると、マンハッタンとブルックリンをつなぐ橋の一つ、ウィリアムズバーグブリッジを走行中のJトレインで、屋根に登っていた15歳の少年が橋の一部に頭を打ち、転落。列車にひかれ、その場で死亡が確認された。

情報筋によると、死亡したザッケリー・ナザリオ君は事故当時、後を追って登ってきたガールフレンドを見ようと後ろを向いたところ、金属製の梁に頭を打ち、車両の間に転落した。

息子を失った母親はマンハッタンのアルファベットシティにある自宅で同紙の取材に答え、「家族は傷ついている」と述べ、「とても、とても良い子だった」「面白い子だった」と話したという。

地下鉄サーフィンは、走行中の列車の屋根に登るなどする行為で、大怪我や死亡につながるケースがたびたび報じられている。

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▼(動画)地下鉄サーフィンをする若者。屋根で飛び跳ねたり、ダンスをしたりする姿を撮影し、TikTokなどに投稿している。

昨年12月にも同じ橋の上で、15歳の少年が屋根から転落し、給電レールに接触し死亡する事故があった。

そのほかにも、クイーンズのジャクソンハイツでは8月、15歳の少年が車両の上から転落。別の電車にはねられ、左腕の肘から下を切断する大けがを負った。6月には、クイーンズの111ストリート駅で、車両の上にいた15歳の少年が頭部をぶつけ、意識不明の重体となった。

ニューヨーク市警察の再三にわたる呼びかけにもかかわらず、地下鉄サーフィンに関連する事故は増加しており、MTAによると昨年の事故発生件数は928件で、前年の206件から4倍近くに増加した。

Mashup Reporter 編集部
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