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NYでコロナ再拡大 タイムズスクエア年越しカウントダウンはどうなる?

ニューヨーク市では12月に入り、新型コロナウイルスの感染者が急増。先週、人気のクリスマスのショーやミュージカルなどが、再び閉鎖に追い込まれるなど、オミクロン株の拡大に警戒が高まっている。

ニューヨーク州では19日、約2万2500人の新規感染者(検査陽性率7.53%)が確認され、3日連続、過去最高を更新した。ニューヨーク市でも、17日の時点で、7245人の感染者(7日間平均)が確認されている。

NYC/DOH(2021/12/20)

デブラシオ市長は、ホークル州知事ともに、経済的な損失が大きいとして、再ロックダウンに反対の意向を示した。代わりに、検査体制を拡充すると同時に、ワクチンを接種するよう呼びかけている。

気になる年末のカウントダウンのイベントについては、20日の会見で、「現時点では、オンだ」と実施の意向を示しつつ、修正が必要かについて、クリスマス前に発表すると述べた。

昨年は、医療従事者などの特別ゲスト以外は、「無観客」で行われたが、市長は先月、2年ぶりに、観客をフル動員して開催すると発表。「われわれが、100%復活したことを世界に示す、さらなる証となる」と話した。また、参加条件として、ワクチンの接種が必要としていた。

コロナ ニューヨーク
©mashupreporter

市内の検査場では、長蛇の列ができており、多い場所では数時間待ちの状態となっている。ホリデーシーズンを代表するイベント「クリスマス・スペキュタクラー」では、パフォーマーの間で、ブレイクスルー感染があり、1月2日までの全公演を中止すると発表した。

ブロードウェイ・ミュージカルも「ハミルトン」や「ムーラン・ルージュ」など人気の公演が、一時休演を発表。
飲食店もスタッフの感染で、一時休業を余儀なくされるなど、感染力の強いオミクロン株は、繁忙期の観光業や飲食業を直撃している。

▼2021年に行われた「無観客」カウントダウンイベントの様子

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