ニューヨーク州のクオモ知事は17日、ニューヨーク市で20日より、経済再開の第4段階をスタートすると発表した。
クオモ氏は会見で「州全域が経済再開の第4段階、最終ステージに到達した。これは我々にとっての証だ」と述べた。「どの地域も閉鎖することなく、4段階へとたどり着いた。データに基づき懸命な方法で再開した。そして、これは経済再開のより良い方法だった。」と語った。
第4段階では、植物園や動物園など感染リスクの低い娯楽施設のほか、映画やテレビ番組の製作、無観客でのプロスポーツが許可される。施設の収容人数は、通常の33%に制限する。ショッピングモールや博物館、美術館、映画館などは引き続き閉鎖される。
7月6日にスタートした第3段階では、ネイルサロンやタトゥーパーラーなどがオープンしたが、飲食店の屋内営業は延期された。第4段階でも感染拡大の懸念から、再び見送られた。
ニューヨーク市は同日、オープンストリートでのアウトドアダイニング・プログラムを10月31日まで延開すると発表した。市は現在、約8,600件の飲食店に営業許可を出している。
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ニューヨーク州の16日の新型コロナウイルスの新規感染者数は776人。検査数78,239件のうち、陽性率は0.99%だった。現在の入院者数は765人となり、3月18日以来最小となった。死者数は10人だった。