ニューヨーク公共図書館(NYPL)はヒップホップの生誕50周年を記念し、特別デザインのライブラリーカードをリリースした。
ヒップホップが産声を上げたのは1973年。「サウスブロンクスのハウスパーティで、DJクール・ハークがパーカッシブな”ブレイク”部分を分離して繰り返し、これがヒップホップが世に広まる最初の例になった」という。
デザインは、ヒップホップに初めて焦点を当て、その後のアーティストたちに多大な影響を与えるきっかけとなった伝説的映画「ワイルド・スタイル(1983)」のサウンドトラックのカセットをフィーチャー。現在、オンラインで申し込みを受け付けている。
なお、オリジナルのカセットを所蔵する図書館の研究施設「ショーンバーグ黒人文化研究センター」では、写真やアートワーク、アーカイブなどの豊富な資料をもとに、ヒップホップの黎明期やそれを支えたカルチャーを探索できる。
8月5日には、ブライアントパークと共同でDJを招いたヒップホップをテーマにしたダンスパーティの開催を予定している。
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