レオナルド・ディカプリオも参加 首都ワシントンで環境政策への抗議デモ

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トランプ大統領が就任から100日目を迎えた4月29日、首都ワシントンD.Cでは、政権の気候変動対策の見直しや環境政策に反対する大規模なデモ行進「ピープルズ・クライメイト・マーチ」が行われた。

行進は12時30分にトランプインターナショナルホテルのあるペンシルバニアアヴェニューからスタート。ホワイトハウスを巡り、終着点のワシントン・モニュメントまで行われた。

道路を埋め尽くすマーチの様子

Time-lapse, bird’s-eye video shows thousands of protesters marching toward White House for action on climate change https://t.co/yoYEIbNWAO pic.twitter.com/jNpi7WceZi

— CNN (@CNN) 2017年4月29日

トランプDCホテルの前の様子

The #ClimateMarch in front of Trump’s DC Hotel. “Shame, shame” pic.twitter.com/7XACSbTJzG

— Peter Gleick (@PeterGleick) 2017年4月29日

夏日のDCに比べて、デンバーでは雪が

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snow in denver, sweltering heat in DC #climatemarch pic.twitter.com/s1Pr21SLZL

— David Mack (@davidmackau) 2017年4月29日

主催者のホームページでは、ワシントンD.Cの集会には20万人が参加。さらに、首都以外の全米50州でも開催され、約5万人が参加したという。
環境保護の重要性を訴え続けている俳優のレオナルド・ディカプリオさんもマーチに参加した。

Leonardo DiCaprio (and thousands of other people) are at the #ClimateMarch in Washington, DC to demand action on climate change pic.twitter.com/ciHuLK2FLl

— BuzzFeed News (@BuzzFeedNews) 2017年4月29日

ヒラリー・クリントンもツイッターでエール

Great to see ppl take to the streets & combat climate change, protect the next generation & fight for jobs & economic justice.#climatemarch

— Hillary Clinton (@HillaryClinton) 2017年4月29日

トランプ大統領は、選挙戦から気候変動をでっち上げだと非難し、パリ協定の脱退を公約に掲げてきた。2月には環境保護局(EPA)のトップに、これまでの環境政策に懐疑的なスコット・プルイット氏を任命。局の政策転換を進める他、3月に示した予算案では、環境保護局の大幅な予算削減を提案した。また、キーストーンパイプラインXLやダコタ・アクセス・パイプラインの建設再開、ナショナルモニュメントの見直し、オフショア石油・ガス採掘禁止措置の見直しなど、数々の大統領令に署名。環境よりも産業を優先する姿勢を鮮明にしている。

Mashup Reporter 編集部
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