航空会社は無料で追加席の提供を、プラスサイズ乗客が署名キャンペーン開始

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プラスサイズの女性客が、航空会社は体格の大きい乗客に無料で追加の座席を提供するべきだと主張。連邦航空局(FAA)に改善を求める署名活動をスタートした。

Change.orgで署名キャンペーンを立ち上げたのはワシントン州在住のジェイリン・チェインさん。

チェインさんはこの中で、空の旅は、体のサイズに関係なく、誰にとっても快適で利用しやすいものであるべきだと説明。同じくプラスサイズのパートナーが、過去に機内で「憎悪に満ちたコメントや不愉快な視線を浴びせられ、隣に座ることを拒否されるといった差別と言えるような目に遭った」としたほか、別のフライトで「私は1つの座席にしか座れず、肘掛けが動かないため、痛みや打撲症を負った」と経験を振り返った。

これらの経験は、すべての乗客の尊厳と権利を守る優れた方針の必要性を示したものだとした上で、FAAは、すべての航空会社に体格に関する明確なポリシーの実行を義務付けるべきだとした。

via change.org スクリーンショット

チェインさんはポリシーに「すべてのプラスサイズの乗客に、無料の追加座席を提供する」ことや「プラスサイズの乗客が単独で追加の座席を購入した場合、払い戻しを行う」といった規定が設けられるべきだと主張。さらに、プラスサイズの乗客に対し、航空会社は必要に応じて車椅子の補助や優先搭乗などの支援を提供するべきだとしたほか、より広いトイレ、シートベルトの延長、代替の座席配置など、体の大きな乗客のために便宜を図る必要があるとした。

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署名は現時点で4,600件を超えている。支援を表明したあるユーザーは、以前は同じくプラスサイズで、チェインさんが挙げたものと同様の問題を理由に旅行を控えていたと明かした。このほかにも「プラスサイズではないが、座席のサイズはどう考えても大人のためのものではない」といったコメントや、「障害を持つ人にとっても小さすぎる」と改善を求める声が寄せられている。

チェインさんはまた、インスタグラムの動画などを通じて「人々が座席を2つ購入したらどうかと尋ねる」「彼らは(2つ買わなければ)隣に座る人にとって不公平だと言う」「いざそうすると言うと、他の人から席を奪うなんて自分勝手だと言われる」など、プラスサイズの乗客が直面する問題をシェアしている。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。