英国では1日、ダイアナ妃の生誕60年を記念して製作された像の除幕式が行われるが、不仲説が報じられるウィリアムズ王子(39)とヘンリー王子(36)が参加するとあって、各メディアの注目を浴びている。
王室の発表した参加者リストには、チャールズ皇太子(72)の名前はなく、参列を見送るとみられている。
Page Sixによると、チャールズ皇太子は除幕式への参加を「非常に難しい」と感じているという。関係者は「古傷に触れ、幸福や悲しみ、後悔などの思い出を蘇らせる可能性がある」と語っており、「ダイアナ妃が亡くなってからは、それらの思い出は心に秘め、息子たちに物事を任せようと考えている」という。1981年に結婚した2人は、1996年に離婚した。
除幕式は、コロナウイルスの影響で、人数を最小限にして開催する。Metroによると、キャサリン妃と、3週間前に長女リリベットちゃんを出産したメーガン妃も参加を見送る。
王室によると、ダイアナ妃の親族や像設置委員会のメンバー、彫刻を手がけたイアン・ランク・ブロードリー、ガーデンデザイナーのピップ・モリソンらが出席する予定だという。
ウィリアム王子とヘンリー王子は同席するものの、共同声明は出さない。各自スピーチを行うと予定だという。
4月に執り行われたフィリップ殿下の葬儀で、周囲は2人の関係が改善することを期待していた。ただしデイリーメールは、ウィリアムズ王子は「あの残忍な女の職員の扱い方をみてみろ。無慈悲だ!」と非難したと報じており、メーガン妃を巡って深まった2人の溝はなかなか埋まらないようだ。