先週配信がスタートしたNetflixのドキュメンタリー「Harry and Meghan」。15日から配信される第2弾では、2人の口から厳しい王室批判が飛び出しそうだ。
12日に公開された予告編には、ヘンリー王子は「彼らは兄を守るためなら喜んで嘘をつくが、私たちを守るためには、進んで真実を話そうとしなかった」などと王室内の扱いの違いに言及する様子や、メーガン妃が「警護がなくなったことで、世界中の誰もが私たちがどこにいるのかを知っていた」「私は犠牲にさせられたのではない。責任を追うよう仕向けられた」と不満を露わにする場面が含まれている。
このほか、ヘンリー王子が「われわれは自由という名の便にいる」と興奮して話す様子や、カリフォルニアで自由を満喫するかのようなシーン、「次の章に進むためには、最初の章を終わらせなけらばならない」「価値のある戦いだといつも思っていた」とコメントするなど、離脱の意義を自ら語る場面もある。
先週8日に公開された第1話から第3話では、2人の出会いから結婚に至るまでの経緯や、英国メディアに対する批判が中心的な内容を占めた。
2年前の契約報道から、満を持しての公開となったが、批評家からは「これまでに見聞きした内容が多く、目新しさに乏しい」といった指摘や、英司会者のピアース・モーガン氏はザ・サンへの寄稿で、夫妻は「信じられないほど裕福で、特権がある」にも関わらず、「世界最大の犠牲者面」をしていると非難を展開した。
今回の予告編を巡っては、「王室を人種差別主義だと批判しながら、自分たちの子供にエリザベス女王の名をつけている」といった矛盾を指摘する声や、「この番組のおかげで、王室を支援する気持ちが高まった」「ウィリアムが最初に生まれてよかった」「女王が亡くなったとたん家族攻撃。とても思いやりがあること」など、皮肉なコメントも投稿されている。