来月6日に開催されるチャールズ英国王の戴冠式に、妻子を伴わずに単独での出席を決めたヘンリー王子。久しぶりの親子の再開だが、ある専門家は、両者が和解に向かう可能性はないどころか、話をする暇さえないと指摘している。
英紙SUNによると、故ダイアナ妃の元執事、ポール・バレル氏はGBニュースに、式が執り行われるウェストミンスター寺院で、ヘンリー王子の席は、王室メンバーから10列後ろになると説明。王子の参加の目的は、顔見せにすぎず、「父親が来てほしいと望んでいるから」と語った。
バレル氏はまた、ヘンリー王子は当日長く過ごすつもりはなく、席順は返って「素早く逃げ出すのに適しており、幸運なことかもしれない」と主張した。
ヘンリー王子は、戴冠式以外のイベントには出席せず、英国滞在は24時間以内になるともみられている。
バレル氏はさらに、「彼(ヘンリー王子)は、彼らのそばで多くの時間を過ごすことを望んでいない」とした上で、「すぐに和解する可能性はないだろう。彼は王室から非常に冷たい扱いを受けると思う」と語った。
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なお英紙テレグラフは先日、戴冠式への出席の決断を前に、ヘンリー王子とチャールズ国王の間で、和解に向けた「前向きな会話」があったと報じていた。
メーガン妃の欠席の理由をめぐっては、当日4歳の誕生日を迎えるアーチー王子と、カリフォルニアの自宅で過ごすことを優先させるためとされる一方で、さまざまな憶測が飛び交っている。
先日、メーガン妃が、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー後にチャールズ国王と交わした書簡が原因との噂が流れたが、メーガン妃側はこれを否定している。