ヘンリー王子がメーガン妃を初めて友人に紹介したところ、予想外の反応が返ってきたという。
ロンドン・タイムズが英ジャーナリスト、トム・バウワー氏の新著「リベンジ」の内容を元に伝えた。
当時エリザベス女王からメーガン妃との交際を認められたヘンリー王子は、サンドリンガムにある邸宅で狩猟の会を開催。16人の友人らを招き、メーガンを紹介したという。
友人の多くは、良家の子息が通うイートン校出身で、現在は国際銀行やオークションハウスなどに勤務する者もいるという。
バウワー氏によると、ヘンリー王子はこの会で、友人たちとの「いつ終わるともしれない冗談や飲み会」を楽しみしていた。しかし、邸宅では「性差別やフェミニズム、トランスジェンダーに関するジョークが飛び交い」、それを快く思わなかったメーガン妃が、食ってかかったという。
メーガン妃は「ウォーク(意識が高い)的価値観にそぐわないすべての人々に、躊躇なく楯突いた」うえ、不適切発言をした友人には「容赦なく、しかも何度も叱責」し、「許される者はいなかった」という。
狩猟を終え、帰路についた友人たちの車の中では、「OMG!彼女はいったい何なんだ?」「ヘンリーは、まじで気が狂ったに違いない」などのテキストメールが飛び交ったという。
バウワー氏はメーガン妃について、「ユーモアセンスに欠けており」、週末のパーティに「水を差した」と記している。
メーガン妃と友人たちが衝突したのは、この時だけではなかった。著書では、2017年3月、ヘンリー王子の幼馴染「スキッピー」ことトム・インスキップ氏の結婚式に参列するため、ジャマイカを訪れた際のエピソードにも言及。メーガン妃(当時はハリウッド女優だった)は「プリンセス」のように振る舞い、友人を驚かせたという。
メーガン妃は、カナダのトロントから、ジャマイカのモンテゴベイにプライベートジェットで到着。一方のヘンリー王子は、ロンドンから民間機のプレミアムエコノミーで現地入りした。この時、メーガン妃はヘンリー王子の友人らと交流するのを拒否し、もっぱら「食事」について語ったという。
そんなストレートなメーガン妃の性格に、ヘンリー王子は惹かれたのかもしれない。18日に国連総会で行った基調演説で、ヘンリー王子はメーガン妃を「ソウルメイトだと感じた」と語っている。