ラッパーのエイサップ・ロッキー暴行罪で起訴、ハリウッド発砲事件

ロサンセルス郡の地方検事局は15日、2021年にハリウッドで起きた発砲事件に関連し、ラッパーのエイサップ・ロッキー（A$AP Rocky）ことラキム・メイヤーズ（Rakim Mayers）被告（33）を、暴行罪などで起訴したと発表した。NBCニュースが報じた。

事件が起きたのは昨年11月6日、ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」にほど近いセルマストリートとアーガイルストリート付近。

ロサンゼルス市警察によると、ロッキーは元友人と「激しい口論」の末、半自動式拳銃を発砲した。銃弾は、友人の左手をかすった。ロッキーはその後、2人の人物と現場から逃走した。

地元メディアKTLAによると、エリート部門の強盗殺人課が、現在も捜査を継続しているという。

罪状認否は、17日を予定している。

ロッキーは4月、パートナーの歌手リアーナと、カリブ島のバルバドスからロサンゼルス国際航空に到着したところ、警察に身柄を拘束された。その後、保釈金55万ドルを支払い、釈放されたと報じられている。

なおロッキーは2019年、スウェーデンで暴行事件を起こし、有罪判決を受けている。