RFKジュニア氏の支持 激戦州でトランプ氏勝利につながる可能性、専門家が指摘

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ロバート・ケネディ・ジュニア氏の支持は、激戦州でトランプ氏の勝利を助けるかもしれない。世論調査の専門家、フランク・ランツ氏がニューズネーションのインタビューで語った。

ランツ氏は、現在残っているケネディ氏の票はハリス氏ではなく、トランプ氏に流れる可能性を示唆。

「ケネディが10%や12%、最高で14%の支持率を獲得したのは、ジョー・バイデンから票を奪っていたからだ。ジョー・バイデンが去って、カマラ・ハリスに代わって、(ケネディ氏の)票が4%または5%まで崩壊した。残っているのはトランプ票だ」。

「このうちの一部は11月に参加しないだろう。おおよそ2人に1人、残っている人々がハリスよりもトランプに投票する」と続け、「それは1%程度の価値だが、1%がペンシルベニアやミシガン、ウィスコンシンで違いを生む可能性がある」と語った。

激戦州は現在、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、ジョージア、ネバダ、アリゾナの7州に絞られ、これらの州の票の行方が11月の勝敗を決するとみられている。

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リアルクリアポリティクスの最新の集計によると、ハリス氏はミシガンで2ポイント、ウィスコンシンで1ポイントリード。トランプ氏はジョージアで1ポイントリードしている。それ以外の州は、両者の差は1ポイントに満たない。

ケネディ氏は23日に記者会見を開き、選挙活動を「停止」すると述べ、トランプ氏の支持を表明。大半の州の投票用紙に名前が残るとする一方で、激戦州に限っては投票用紙から名前を抜く手続きに取り掛かっていると明らかにした。

民主党の候補者から独立候補へと転じ、トランプ氏を支持するに至った理由について、重要課題として掲げた「フリースピーチ、ウクライナ戦争、子供に対する戦争」について、トランプ氏が自分の問題として取り上げたからだと説明した。トランプ氏と暗殺未遂事件後に会合を持ったと明らかにし、「一連の激しい議論の中で、多くの重要な問題で一致していることに驚いた。それらのミーティングの中で、彼は統一政党として力を合わせようと提案した」と語った。ハリス氏にも議論の機会を求めたが、会うどころか話すことさえ拒否されたとした。

1時間近くにおよんだ会見の冒頭、選挙プロセスをめぐって民主党を「極めて非民主主義的」と批判した。

「民主主義を守るという名目で、民主党自らがそれを解体している。投票箱における公正な選挙で勝つ自信がなく、民主党全国委員会は、トランプ氏と私に法的な戦いを絶えず仕掛けた」と主張。「バイデン大統領への本格的なチャレンジを不正に阻止する見せかけの予備選を実施した」と続け、「その後、予想通りの討論会での失敗がバイデン大統領に対するクーデターを引き起こすと、同じ影の党委員会の工作員が、選挙もせずに後継者を任命した。彼らは、2020年に一人の代議員も獲得できずに撤退した不人気の候補者を据えたのだ」と語った。

さらに「これはまったく非民主主義的だ。誰を選ぶのか分からないのに、人々はどうやって判断するのか」と疑問を呈し、「民主党全国委員会とそのメディア組織は、ハリス副大統領の実体や資質を提示する代わりに、なんら根拠もなく人気上昇を仕組んだ。政策なし、インタビューなし、討論なし。高度に演出されたシカゴのサーカスにおける煙幕と風船だけだ」と批判を続けた。

ウクライナ戦争に関しては、「世界覇権を狙うネオコンの野望」が招いた代理戦と主張。「昨夜シカゴであった交戦的な演説から判断すると、ハリス大統領がこうしたネオコンの軍事アドベンチャーを熱烈に支持することが推測できる。トランプ大統領は、就任したら直ちにプーチン大統領と交渉を再開し、一晩にして戦争を終わらせると主張している。これだけでも私が彼の選挙運動を支持する正当な理由になるだろう」と語った。

子供に対する戦争について、健康と慢性疾患の問題に懸念を表明した。「われわれは地球上で最も高い慢性疾患率を抱えている」とし、主な要因は「超加工食品」と「食べ物、薬、環境に含まれる有毒化学物質」にあると主張。慢性疾患対策による国会財政への負担は、軍事予算を5倍上回る4兆ドルに達していると語った。

「残念ながら、民主党と共和党の両党は、民主党委員会の主要な寄付者でもある大手食品メーカーと製薬会社、農業企業と結託している。ハリス副大統領は、この問題に取り組むことに意欲を示していない」と批判。「民主党政権があと4年続けば、企業とネオコンの権力の統合は完成し、最も苦しむのはわれわれの子供となるだろう」と加えた。さらに「もし私に慢性疾患の危機を解決し、食糧生産を改革する機会が与えられたら、2年以内に慢性疾患の負担が劇的に軽減されることを約束する」と、トランプ政権入りへの意欲を示唆した。

Mashup Reporter 編集部
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