俳優ロバート・デニーロ(Robert De Niro)と不動産開発事業者らが、クイーンズのアストリアに撮影スタジオの建設を計画していることがわかった。コマーシャル・オブザーバーが報じた。
不動産開発事業者のワイルドフラワー(Wildflower)をはじめ、デニーロの息子で不動産ビジネスを営むラファエル・デニーロ(Raphael De Niro)、映画プロデューサー、ジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal)がプロジェクトに関わっており、ピアノメーカーのスタンウェイ(Steinway)社が所有する5.25エーカーの土地(87 19th Avenue)を、7,300万ドル(約79億円)で購入を予定しているという。
プロジェクトに詳しい人物によると、46,500平方メートルの撮影スタジオやプリ・ポストプロダクションオフィス、駐車場などを建設され、最大4億2,500万ドルが投じられる予定。
現在、AmazonやHulu、HBOなどによるオリジナルコンテンツの製作本数が急増しており、これらのニーズを満たすためのプロジェクトとなるとみられている。最終的な契約締結は今年末になるという。
4月には、ストリーミング配信大手ネットフリックス(Netflix)が、ニューヨークとブルックリンで事業を拡大し、オフィス及びスタジオを設立することを発表している。
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