大陸間弾道間ミサイル「RS-24 ヤルス」ロシア国防省が配備の様子公開

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ロシア国防省は、「RS-24 ヤルス」大陸間弾道ミサイル(ICBM)をサイロに装填する作業を撮影した動画を新たに公開した。

場所はロシア中部カルーガ地方のコゼリスクにある発射設備とされ、同省は、テレグラムに動画と共に「ロシア戦略ロケット軍の再軍備」は、軍隊に新たなミサイルシステムを装備するだけでなく、「人員の訓練により良い条件を提供するための新たな社会インフラを構築することでもある」とコメントを投稿している。

Screenshot from Russia MOD Telegram

国営メディアRTによると、RS-24ヤルスは、核弾頭を複数搭載することができ、射程は推定11,000kmに達する。ソ連時代に開発されたRT-2PM2 トーポリMの派生型で、発射台付き車両から発射することができる。ロシアの戦略核軍備の一環として、同じくソ連時代のサイロ発射型のUR-100N大陸間弾道ミサイルに置き換わることを意図しているという。CISによると、開発は2004年にスタートし、2007年5月に初の試験が実施された。2010年2月から運用に移されたと考えられている。

国防省は、ミサイル2基が水曜日と木曜日に予定通りに配置されたとしており、動画公開について、17日の「ロシア戦略ロケット軍の日」を記念したものだと述べているという。

Mashup Reporter 編集部
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