シークレットサービスのエージェント、バイデン氏訪問中のCA州で銃突きつけられ強盗被害に

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バイデン大統領のカリフォルニア州滞在中、シークレットサービスのエージェントが強盗被害に遭っていたことがわかった。

タスティン警察の発表によると、事件は15日午後9時半ごろ、オレンジ郡にあるタスティンの住宅街で発生した。犯人はエージェントに銃を突きつけバッグを奪い、シルバー色のSUVで逃走した。この際エージェントは、武装した強盗に発砲したが、犯人が負傷したかどうかは定かではない。所持品の一部が回収されたとしている。

シークレットサービスの報道官はニューヨークポスト紙に、エージェントは「職務から戻る途中」に強盗に遭ったと語っている。この事件で、けがはなかった。

イタリアでのG7サミットを終えたバイデン氏は、同日朝、大統領選のファンドレイジングイベントに参加するためロサンゼルスに到着。イベントが開催されるピーコックシアターに到着したのは、強盗事件発生の約40分前だったという。事件現場と会場は、65キロほど離れていた。

イベントは、コメディアンのジミー・キンメルが司会を務め、オバマ元大統領のほか、ジョージ・クルーニーやジュリア・ロバーツ、バーブラ・ストライサンドらのハリウッドスターが応援に駆けつけた。この日、1晩で3,000万ドル(約47億円)以上の寄付金が集まったと伝えられている。

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