米国内線の貨物室 柴犬が脱走

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空港に降り立った旅客機の貨物室の扉を開けたら、柴犬が待っていた。

そんな騒動が起きたのはシアトル初マイアミ行きのアラスカ空港の旅客機。飼い主の男性がTikTokに投稿した動画には、スプートニクと名付けられたワンちゃんが、貨物室の縁で自由に振る舞う姿が撮影されている。

飛行時間は6時間で、鎮静剤を投与されていたスプートニクがいつカゴから逃げ出したのか定かではない。金属製の留め具とジップタイを噛み砕いていた。

職員は、ドアを開けたらスプートニクがレッド・カーペットを待つかのように立っていたと話したという。

スプートニクは何事もなかったように振るまっており、なんら問題はないという。飼い主はデイリーメールの取材に、スプートニクは脱走の名人で、何度も裏庭に逃げ込んだことがあると話している。

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先月はデルタ航空で犬が行方不明になる出来事があった。

ニューヨークポスト紙によると、ドミニカ共和国からサンフランシスコを目指していた女性は、経由地のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港でビザの問題を理由に入国を拒否された。その晩は収容施設で過ごし、翌日の便で帰国するよう命じられた。この間、デルタ空港は犬を監視しておくことを約束したにもかかわらず、女性は翌日になって犬が見当たらないと告げられたという。

米国の規定により、犬を探すために空港に止まることはできないと告げられ、仕方なく帰国の途についた。

女性は、国境警備員から尋問を受けている間にカゴから逃げ出した可能性があると考えているという。

それから20日間以上が経過したが、犬はまだ見つかっていない。現在女性の家族がGoFundMeでキャンペーンを立ち上げ、プロの探偵や法律の専門家を雇うための資金を募っている。

デルタ空港は飛行場内に注意を向けるとしているものの、それ以上の捜索は行わないとしている。さらに、監視カメラ映像の公開の要求には応じられないとした。女性はデルタ空港から1,800ドルを受け取ったが、女性の弁護士はこれを「侮辱」だと非難している。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。