ニューヨーク中でピアノの音色が楽しめる。アートイベント「Sing for Hope Pianos」

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カラフルにペイントされたピアノが、ニューヨーク中のストリートに設置されるパブリック・アート・プログラム「Sing for Hope Pianos(シング・フォー・ホープ・ピアノ)」が、6月5日(月)から25(日)まで開催される。

イベントを実施するのは、創設から10周年を迎えるNPO「Sing for Hope」。本団体は、全ての人々がアートを享受できることを目的に活動している。今年は、60台のピアノを用意し、セントラルパークや、リンカーンセンター、ブルックリン・ブリッジ・パークなどのパブリックスペース50カ所に設置される。
展示後は、ニューヨーク市教育局との協力によって、ニューヨークのパブリックスクールに寄付される。その台数は今年で400台目を超えるという。

Sing For Hope Pianos
www.singforhope.org

カラフルで個性的なピアノ

各ピアノは、ブロードウェイのキャスト、ローカルのアーティストらによって、カラフルにペイントされている。今年は、「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍中のコメディアン、ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)や、グラミー賞受賞シンガー、ロバータ・フラック(Roberta Flack)、ブロードウェイミュージカル「アラジン」、「キャッツ」、「ライオンキング」、「オペラ座の怪人」、「スクール・オブ・ロック」「ナターシャ、ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」などのキャストが参加している。

Sing For Hope Pianos
www.singforhope.org

ピアノのロケーション・マップ

ピアノをデザインしたアーティスト一覧

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初日のスペシャル・イベント

プログラムの初日は、キックオフ・パフォーマンスが、ローワーマンハッタンの28 Liberty Plazaにて開催される。
12時からは、深夜のコメディ番組「Late Show」のバンドリーダーで、Sing for Hope役員のジョン・バティステ(Jon Batiste)が、60人のピアニストとともに、バッハのプレリュードハ長調を演奏する。
3時からは、ピアニスト、マイケル・フェネリー(Michael Fennell)による演奏会が開催される。

Sing For Hope Pianos
Jon Batiste/ www.singforhope.org

パブリックスペースに設置されたピアノは、自由に弾いたり、演奏を聞いたりすることができるので、ぜひこの期間は、ストリートでのミュージックとアートを楽しもう。

Sing for Hope Pianos(シング・フォー・ホープ・ピアノ)

期間:2017年6月5日(月)-25(日)
場所:ニューヨーク各所 地図詳細
公式サイト

Osamu F. MahupReporter.com
福崎 治 / Mahup Reporter 運営・編集責任者。ご意見、ご要望はメールにてinfo@mashupreporter.com