カラフルにペイントされた60台のピアノが、ニューヨーク中のストリートに設置されるアート・プロジェクト「Sing for Hope Pianos(シング・フォー・ホープ・ピアノ)」が、本日よりスタート。
開催を記念して、午後12時より、ローワーマンハッタンの28 Liberty Plazaにて、キックオフ・イベントが開催された。
深夜のコメディ番組「Late Show」のバンドリーダーで、Sing for Hope役員を務めるジョン・バティステ(Jon Batiste)が、約60人のピアニストとともに、バッハのプレリュードハ長調を演奏。
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その後も、子供連れの親子や、学生、ピアニストらが集り、美しくペイントされたピアノで演奏を楽しんだ。
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アートプロジェクトを実施しているのは、創設から10周年を迎えるNPO「Sing for Hope」。「Art For All」をモットーに、全ての人々がアートや音楽を享受できるよう活動しており、今年が6回目となる。
ピアノは、「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍中のコメディアン、ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)や、グラミー賞受賞シンガー、ロバータ・フラック(Roberta Flack)、ブロードウェイのキャスト、地元のアーティストらによって、美しくペイントされている。
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「キャッツ」、「オペラ座の怪人」、「スクール・オブ・ロック」を作曲しているアンドリュー・ロイド・ウェバー氏へのトリビュート作品。
ケイト・マッキノンによるデザイン。
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60台のピアノは、25日(日)までマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドのパブリックスペースに設置され、通行人は自由に演奏することができる。
ピアノのロケーション・マップ
ピアノをデザインしたアーティスト一覧
25日以降は、ニューヨーク市教育局との協力によって、ニューヨークのパブリックスクールに寄付される。
Sing for Hope Pianos(シング・フォー・ホープ・ピアノ)
期間:2017年6月5日(月)-25(日)
場所:ニューヨーク各所 地図詳細
公式サイト