ソフトバンクが、オフィスシェア会社のウィーワーク(WeWork)の株式過半数の取得に向けて協議中であることを、ウォールストリートジャーナルが報じた。
関係者の話によると、投資は、ソフトバンクのビジョン・ファンドを通じて行い、投資額は150億ドルから200億ドルに上る見込みだという。同紙は、協議が進行中であるとしつつ、実現するかは不明としている。
ビジョンファンドの資産規模は920億ドルで、昨年、ウィーワークに44億ドルを投じ、20%近くを所有している。
ウィーワークは創業8年目の新興企業。先月、同社がマンハッタンで運営するオフィス面積が同地区で最大となるなど、都市部を中心に拡大しており、ビジネスインサイダーによると、現在世界22カ国に展開し、今年は20億ドルの利益を見込んでいる。