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フロリダ州でバイデン氏がトランプ氏を6%リード、米世論調査

フロリダ州で行われた最新の世論調査では、ジョー・バイデン前副大統領の支持率がトランプ大統領を6ポイント上回った。

調査は、St. Pete Pollsが7月13日と14日に3,018人のフロリダ州の有権者を対象に実施した。誤差幅は1.8%。

本日大統領選挙を行った場合、誰に投票するかという質問で、回答者の50.4%がバイデン氏と答えた。トランプ氏は44.4%だった。5月の調査ではバイデン氏47.5%、トランプ氏46.7%とほぼ互角で、差は誤差の範囲内だった。

前回の調査以降、フロリダ州では、新型コロナウイルスの感染が急拡大している。新規感染者数は連日1万人を超え、これまで5,000人以上が死亡した。経済再開やマスク義務化などの対応を巡り、デサンティス知事(共和党)への批判が高まっている。

内訳では、バイデン氏は無党派層の支持を伸ばしたことがわかった。バイデン氏の無党派層の支持は、5月の47%から53%へと上昇。一方、トランプ氏は44%から39%に減少した。

所属党内の人気でも、バイデン氏がトランプ氏を上回った。民主党支持者のうち、81%がバイデン氏に投票すると答え、15%がトランプ氏と回答した。一方、共和党支持者のうち、トランプ氏と回答したのは78%で、18%がバイデン氏を選んだ。5月の調査では共和党内のトランプ氏支持は81%だった。

人種別では、トランプ氏が白人有権者の支持率でバイデン氏を13%上回ったが、他のすべての人種で、バイデン氏がリードした。黒人の有権者では、87%がバイデン氏を支持した。

性別では、男性のバイデン氏の支持率は49%で、トランプ氏は46%だった。女性では、バイデン氏51%、トランプ氏44%で、両方ともバイデン氏が上回った。

年齢別では、トランプ氏がリードしたのは唯一70歳以上の層だった。この層の51%がトランプ氏を支持した。バイデン氏は44%だった。

29人の選挙人を抱えるフロリダ州は、選挙の行方を左右する最大の激戦州。1996年以来、いずれの大統領もフロリダで勝利している。前回はトランプ氏が1.2%の得票差で、ヒラリー・クリントン氏に勝利している。

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