震災の復興のシンボル、福島県産のお米「天のつぶ」の米国への輸出事業をスタートした株式会社LAB。今年1月のラスベガスの見本市で初お披露目した。代表取締役の高橋義和氏は、畑の異なるアパレル輸入事業の出身。福島のお米のアメリカ輸出が2021年9月に解禁になったことを知り、地元の復興に貢献するべくプロジェクトを立ち上げた。「アパレルで20年以上やらせていただいてきました。これからは福島に恩返しだと思い、自分の力で伸ばしていきたいと考えて、一気に本気で取り掛かりました」。ギフトに喜ばれそうなキューブ型のパッケージなど、用途を考えたデザインにも工夫。
一連のブースには、このほかに、秋田県湯沢市の稲庭うどんの製造会社、小川の”ビーガンつゆ”と合わせたギフトパッケージ、米国のDAISOでの販売を控える石川県金沢市にある食品加工会社オハラの「くずきり」といった、日本の伝統食に現代の工夫を凝らした注目の商品が並んだ。
ショーの開催は27日まで。