21日、マンハッタンのミッドタウンにある超高層ビル「ワン・バンダービルト」の展望台「サミット」(SUMMIT)がオープンした。
マンハッタンで2番目に高いオフィスビルの地上91階から93階に設けられた展望フロアからは、360度パノラマでマンハッタンの景色を楽しむことができる。
▼エンパイアステートビルディング、ワンワールドトレードセンター、クライスラービルディング、セントラルパーク、ハドソンヤード、ブルックリンブリッジなどが見渡せる。
アーティスト、ケンゾー・デジタルによる巨大な鏡張りの部屋「Air」や、草間弥生氏の作品「Clouds」の展示スペース、シルバーカラーのボールが浮遊する空間など、非日常を高めるアートの仕掛けに加え、マンハッタンのストリートを真下に眺めるガラスのフロアや、最上階のガラス張りエレベーター「Ascent」では、他にはないスリルを味わうことができる。パンデミックからの復興の目玉として多くの観光客が訪れることが期待されている。
「サミット」体験レポートはこちら。
午前中に行われたテープカットには、11月に市長選を控える民主党エリック・アダムス氏や、ニューヨーク州のブライアン・ベンジャミン(Brian Benjamin)副知事、ゲール・ブリューワー(Gale Brewer)マンハッタン区長らが駆けつけ、オープンを祝福した。
ニューヨークの新観光名所サミット本日オープン‼︎ #summitOV #summit #NYC pic.twitter.com/gQkeytHadq
— mashupニューヨーク (@mashupNY) October 21, 2021
展望空間「Air」のデザインを手がけたケンゾー・デジタルさん。Airは25年来抱き続けた夢で、具現化するのに3年を費やしたという。
入場料金は39ドルから(時間帯で異なる)。ガラス張りエレベーター「Ascent」は別料金。公式サイトでチケットを購入できる。
最上階には「シェイク・シャック」や「ユニオン・スクエア・カフェ」創業者ダニー・マイヤー氏が手がけるカフェ&バースペースも