大物歌手、メーガン妃直々の出演依頼を断っていた

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スポティファイと夫妻は、番組の共同制作を「誇りに思う」と発表したものの、関係解消の理由は明らかにしなかった。WSJはその後、スポティファイの幹部が、夫妻の製作会社は、契約金を全額受け取るのに「必要とされる生産性の基準を満たしていない」と主張していると報じた。2人は番組制作に対するアイデアや生産性に欠けており、幹部はそのことに「がっかりしている」と伝えている。特にヘンリー王子は「アイデアを進展させるのに苦心していた」という。

なおスポティファイは今月、ポッドキャスト事業の再編のため、全従業員の2%にあたる200人を解雇する計画を発表している。

ネトフリも契約終了?

1億ドルの契約を締結したと伝えられるNetflixも同様だという。同社の幹部は、夫妻が提案する企画は、同社の他のコンテンツと「似すぎている」として、却下していた。

これまでに製作されたのは2作品にとどまっている。昨年12月、6エピソードから成るドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」が配信された。今夏には、ヘンリー王子が手がけるドキュメンタリー番組「ハート・オブ・インビクタス」が配信される予定となっている。

夫妻とネトフリの契約は2025年に終了するが、更新される見込みは低いとみられている。

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現在、ハリウッドの脚本家が大規模なストライキを実施していることで、多くのプロジェクトが制作を中断している。英紙テレグラフによると、夫妻の番組も影響を受けており、制作を続行することが、「困難」な状況に直面しているという。

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Mashup Reporter 編集部
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