テキサス州で、頭に乗せて花火を発射した男性が死亡する事故があった。遺体の頭部には、脳の一部が露出するほどの激しい損傷がみられたという。
ローカルメディアによると、死亡したのはサンアントニオ在住のパブロ・ルイスさん(43)。独立記念日の4日夜、花火をして遊んでいた。
警察の報告では、深夜過ぎに住宅地で花火による事故の通報があった。駆けつけた救急隊員は、ルイスさんが、頭蓋骨から脳の一部が見えるなど、重度の頭部外傷を負っているのを発見した。ベア郡の検視官は、警官らが到着した直後に死亡したと報告している。
事故を目撃した友人によると、ルイスさんは飲酒をしており、「モルタル式」の花火を頭に乗せて点火した。モルタル式は、発射管に花火玉を入れて打ち上げる花火の一種。捜査関係者は、花火が筒の底から爆発し、頭蓋骨上部を突き破ったものとみているという。
この日の夕方、カリフォルニア州モンテベロでも、花火をしていた42歳の男性が重症を負い、死亡する事故があった。
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地元の警察によると、男性が使用したのは違法花火で、これもモルタル式だった。発射時に手に持っていた可能性があるとしている。