メーガン妃がヘンリー王子を捨てるかもしれない?
そう予言するのはメーガン妃の異母兄トーマス・マークル・ジュニア氏。
自身が出演するオーストラリアのリアリティ番組「Big Brother VIP」の最新の予告編には、ジュニア氏が共演者に、妹が前夫を「こき使った挙句に、見捨てた」と話し、「次はヘンリー王子が窮地に追い込まれる番だ」と宣言する様子が含まれている。
ジュニア氏は8月に公開された予告編でも、「ヘンリー王子には妹は君の人生をめちゃくちゃにすると警告したのだ。彼女はとても薄っぺらい」と話し、話題になった。
なお「Big Brother VIP」は、著名人12人がホテルで共同生活をしながら賞金をかけて勝ち抜き方式で争う企画番組。ジュニア氏のほか、トランプ前大統領のリアリティ番組「The Apprentice」出身で元側近のオマロサ・マニゴールト・ニューマン氏、陸上十種競技の五輪金メダリストでカーダシアン姉妹の義父、数年前にトランスジェンダーであることを公表したケイトリン・ジェンナーも出演する。
メーガン妃は、2011年に結婚した最初の夫、映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソン氏と、2013年8月に破局した。理由は「和解し難い不和」があったとしている。エンゲルソン氏はその後、資産家の娘と再婚している。
今回の予告動画には、ジュニア氏が2人に宛てて手紙を執筆する様子も含まれている。
何を書くのか、本編の見どころであることは間違いなさそうだが、ジュニア氏は2018年にも、結婚前のヘンリー王子に手紙をしたためたことがある。
この時、ジュニア氏はヘンリー王子に、メーガン妃はふさわしい女性ではないと忠告。結婚は「王室史上、最大の過ち」と伝えた上で、妹を「道楽主義者で表面的でうぬぼれ屋。きっと君や英王室の伝統をネタに始める」などと記していた。
ちなみにジュニア氏は、トーマス・マークル氏の唯一の息子。メーガン妃が幼い頃に実家を出ているため、2人の接点は薄い。以前、妹と最後にあったのは2011年と打ち明けている。
ジュニア氏はこれまで、メーガン妃が父親との関係修復に務めないことにも、不満を示している。
2018年8月には、英デイリーメールのインタビューに応じ、女優だったメーガン妃が主要キャストの一人を務めたドラマ「スーツ」を指して「ハリウッドであのドラマに出て、セレブの仲間入りをしてから妹は変わった」と批判。「誰よりも上にいると思っている。今はなおさらだ。ヘンリー王子の妻でなければ、まだドラマに出ていた頃のままだったら、今のようなことはなく、父にも顔を見せて様子を確認するくらいはしただろう」と話したほか、「父は彼女からこのような扱いを受けるべきではない。父が支えてきたように、妹も父を支えるべきだ」と主張した。
親子の亀裂が深まったのは2018年。メーガン妃の結婚前、トーマス氏が、パパラッチと共謀して結婚式の準備をするヤラセ写真を撮ったことが発覚し、写真の売り上げの一部を受け取っていた可能性が浮上した。結局、トーマス氏は結婚式を欠席。さらにメーガン妃がトーマス氏に宛てて送った私的な手紙をタブロイド紙にリークさせたこともあり、親子の関係が断絶状態となった。