3日、ティファニー(Tiffany & Co)は、チーフ・アーティスティック・オフィサーを務めるリード・クラコフ(Reed Krakoff)氏による初のジュエリーコレクション「ティファニー・ペーパー・フラワーズ」(Tiffany Paper Flowers)の販売を開始した。
キャンペーンは「夢を信じて」(Believe in Dreams)と題され、クラコフ氏のジュエリーラインの他に、ティファニーT(Tiffany T)、ティファニーキーズ(Tiffany Keys)、ティファニーハードウェア(Tiffany HardWear)などのラインがショーケースに並んだ。
ティファニー初の音楽も
ショートフィルムには、映画「ハンガー・ゲーム」の監督、フランシス・ローレンス(Frances Lawrence)を起用した。女優のエル・ファニング(Elle Fanning)が、5番街の本店や、ブルックリンブリッジ、ティファニーブルーカラーのストリートでダンスする姿が映っている。
サウンドトラックは、エイサップ・ファーグ(A$AP Ferg)が歌詞を担当し、エル・ファニングとボーカルを務める「ムーン・リバー」(Moon River)のリミックスが使用された。ヘンリー・マンシーニ作曲の「ムーンリバー」は、オードリー・ヘプバーンの「ティファニーで朝食を」で使用された有名な楽曲。リミックス版は同社が初めて製作した音楽となる。
ティファニー初のサウンドトラックは、Spotifyからダウンロードできる。
街もティファニーカラーに
キャンペーンの開始に合わせて、5番街の本店前には、ティファニーブルーのタクシーが登場するなど、ミッドタウンとSoHoの一部エリアではティファニーカラーで街が彩られた。
本店のウォールにもグラフィティアートが登場
ショーケースもニューヨークのストリート風ディスプレイに
3日には、披露パーティが開催され、エル・ファニングとA$AP Fergはじめ、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、ミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)、サラ・ポールソン(Sarah Paulson)、グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)、ゼンデイヤ(Zendaya)らのセレブが祝福に駆けつけた。
ティファニーは昨年11月に同社初となる「ブルーボックスカフェ」をオープンした。こちらも大きな話題となり、連日予約で満席となっている。