世界315都市で情報誌を発行するタイムアウトがこの春、フードホール「タイム・アウト・マーケット・ニューヨーク」(Time Out Market New York)をブルックリンのダンボ(Dumbo)にオープンする。
場所は、19世紀に造られた歴史あるエンパイア・ストアズ(Empire Stores)の2フロアを使用。広さは約2,000平方メートルになる。
ニューヨークの有名レストランが多数出店するほか、パフォーマンスステージや展示スペースも備える。
ルーフトップからは、ブルックリンブリッジや、美しいロウアーマンハッタンのスカイラインを見ることができる。
注目のレストラン
ピザやパンケーキの名店から、南部のコンフォートフード、中東、メキシカン、コーシャ、ラーメン、スイーツなど様々なニューヨークの有名レストランが出店する。
・ニューヨークの伝説のピザ職人、パッツィー・グリマルディ(Patsy Grimaldi)氏の「ジュリアナズ」(Juliana’s)。
・NYタイムズの料理評論家Pete Wells氏が絶賛したグラマシーの中東料理レストラン「ナー」(Nur)の「ナーディッシュ」(NURish)。
・メキシコ料理のドス・カミノス(Dos Caminos)のシェフ、アイビ・スターク(Ivy Stark)によるプラントベースのレストラン「ブルックリン・ワイルド」(BKLYN Wild)」。
・肉の卸業者で知られるパット・ラフリーダ肉専門店(Pat LaFrieda Meat Purveyors)のハンバーガー店。
・2013年ロウアーマンハッタンにオープンしたコーシャレストラン「リザーブ・カット」(Reserve Cut)。オーナーのアルバート・アラハム(Albert Allaham)は、パストラミやスローローストプライムビーフなどを提供する。
・ロウアーイーストサイドに2015年オープンしたラーメン店シェフ、ナガラ・タカヨシ氏と、ワタナベ・タカユキ氏の「ミスター・タカ」(Mr. Taka)。
・シェフでオーナーのトマー・ブレックマン(Tomer Blechman)氏のモダン地中海キュイジーヌ「ミス・アダ」(Miss Ada)
・オーナーのマイコ・キョウゴウとエグゼクティブシェフのエミリー・ユン(Emily Yuen)による日本料理店「ベッソウ」(Bessou)。サーモンの西京焼きやてんぷら、カレーなどの日本料理を提供する。
・パンケーキで有名な「クリントンストリート・ベイキング・カンパニー＆レストラン」(Clinton St. Baking Company & Restaurant)は待望の2店舗目をオープン。共同オーナーのニール・クレインバーグ(Neil Kleinberg)氏とディディ・ラーマン(DeDe Lahman)氏は1年に1度しか提供されないラズベリージャムパンケーキや新メニューのブリオッシュフレンチトーストを提供する。
・SAホスピタリーグループのパスタ店「フェリーチェ・パスタ・バー」(FELICE PASTA BAR)
・アッパーウエストサイドの「ジェイコブズ・ピクルス」(Jacob’s Pickles)のオーナー、ジェイコブ・ハディジョジス(Jacob Hadjigeorgis)氏は、ハニーチキン&ピクルスなど南部スタイルのコンフォトフードを提供する。
上記のほかに「ブレッズ・ベーカリー」(Breads Bakery)のサンドイッチショプや、アイスクリーム店「アイス&バイス」(Ice & Vice)、ビーガン向けスーパーフードスムージー店「ロコ・ココ」(Loco Coco)、Kristen Tomlan(クリステン・トムラン)氏のクッキー生地スイーツ店「ドゥー」(DŌ)、フランチェスコ・ブラチェッティ（Francesco Brachetti）氏とアレッサンドロ・ビギー（Alessandro Biggi）氏のアボカド専門カフェ「アボカテリア」(Avocaderia)などが出店する。
出店を加速するタイムアウトマーケット
タイムアウトマーケットは、2014年にポルトガルの首都リスボンに初の店フードホールをオープンした。同店は昨年390万人が訪れた人気のスポットとなっている。
2019年にはニューヨークほか、マイアミ、ボストン、シカゴ、モントリオールに開業するほか、ドバイ(2020)や、ロンドンのウォータールー(2021)、チェコのプラハ(2021)などへの出店を予定する。
Time Out Market New York（2019年春オープン予定）
住所：53-83 Water St, Brooklyn, NY 11201
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