サンドイッチ半分に切っただけで追加料金、観光客「信じられない」

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サンドイッチを半分にカットするのに、追加料金を請求されたとして、観光客から怒りの声が上がった。

英紙インディペンデントによると、英国からイタリアのコモ湖を訪れた観光客は、ジェーラ・ラーリオにある飲食店「Gera Lario」で、ベジタブルサンドイッチを購入した。レシートには、「半分にカット」として、2ユーロ(約320円)と書かれていた。

ユーザー名viceflavioさんは「信じられないけど、事実だ」とキャプションをつけ、口コミサイトのトリップアドバイザーにレシートの画像を投稿。一つ星をつけた。

「われわれは、テーブルでシェアするトーストしたサンドイッチをオーダーした」と事情を説明しつつ、半分に切っただけで、追加料金を支払わされたと不満を示した。

これに対し、店のオーナーは地元紙La Repubblicaの取材に、「追加でリクエストをすると、費用が発生する」と主張。「皿も2枚必要だし、洗う分量も2倍になる」と説明したほか、「サンドイッチにはフレンチフライが入っており、二つに分けるのに時間がかかった」と加えた。もしその場でクレームなどを受けていれば、請求から除外しただろうと語っている。

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ニューヨークポスト紙によると、トリップアドバイザーのレビュー欄には店への非難が殺到し、一時書き込み欄が閉鎖された。現在は、viceflavioさんが投稿したレシートやレビューも削除されている。

過去にもクレーム

イタリアで追加料金に対するクレームが話題となったのは、今回が初めてではない。インディペンデント紙によると、2019年にサンタンジェロ城付近の飲食店を訪れた日本人観光客が、80ユーロのサービス料金を取られたとして、レシートを公開したところ、詐欺だとネットで非難の声が上がったという。

店のオーナーは地元紙に、客はパスタに加え「カウンターで自ら鮮魚を選んだため」と、追加料金について説明したという。

なお、ポスト紙はニューヨークなど物価の高い観光地では、メニューをシェアする客に対し、追加料金を請求することがあるほか、「Skirt Steak」などの人気ステーキハウスなどでは、シェアそのものを禁止している店もあると伝えており、オーダーの際は注意が必要だ。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。