2020年の再選を目指すトランプ大統領は、今年の第1四半期(1月-3月)で3,000万ドルの寄付金を集めた。米の複数メディアが報じた。
民主党候補で、同時期に最も寄付金を集めたのはバーニー・サンダース上院議員の1,820万ドルで、2位はカマラ・ハリス上院議員の1,200万ドル。
AP通信によると、トランプ大統領への寄付金の平均額は34.26ドルで、全体の99%は200ドル以下だという。
2017年の就任後すぐに再選キャンペーンをスタートしたトランプ大統領は、寄付金の目標額を10億ドルに設定している。
トランプキャンペーンの3月末時点の現金は約4,000万ドルで、2012年に再選したオバマ大統領の同時期(2011年4月)の200万ドルをはるかに上回る。
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ニューヨークタイムズによると、大統領陣営はフェイスブックやグーグル広告に多額を費やし、新たな少額寄付者を募っているという。昨年5月以降、トランプキャンペーンと、共和党全国委員会の共同寄付金募集委員会は合わせて1,100万ドルをフェイスブック広告に費やし、19万本以上の異なる広告を展開しているという。
そのほか、3月中旬に出馬表明したベト・オルーク元下院議員が18日間で、940万ドルを集めた。エリザベス・ウォーレン上院議員に集まった第1四半期の寄付金は600万ドル。カーステン・ギリブランド上院議員は、上院議員の候補者中もっとも低い300万ドルとなっている。