12日、ニュージャージーからバーモントに向かうユナイテッド航空の飛行中の機内で、脅威の可能性があるとして、捜査機関が緊急出動する騒ぎがあった。驚異の内容は明らかにされていないが、ある乗客は「誰かがメモを置いた」と話している。
騒動があったのはニューアーク・リバティー国際空港発バーリントン国際空港行きの3613便。
現地TV局によると、着陸を20分後に控え、乗客65人を載せたパイロットから管制官に、機内に脅威があると警告が入った。管制官が緊急着陸に向け滑走路を準備し、FBIや国土安全保障省を含む捜査隊員が緊急出動した。
着陸した機体を特別隊員とバーモント州警察の爆弾探知犬チームが取り囲み、機内に乗り込み捜査を行った。ある乗客は同局に「飛行機をくまなく嗅ぎ回り、乗客一人一人を嗅いで回った」と捜査の状況を説明した。
乗客らは数時間にわたって機内に閉じ込められた後、駐機場から格納庫に案内された。隊員らは、機内から降ろしたすべての荷物を滑走路に並べ、一つずつ検査をしたという。
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ニューヨークポスト紙は、メモはトイレで発見されたと報じている。
最終的に問題は見つからず、負傷者や逮捕者は出なかった。現在FBIと連邦検察が捜査を進めているという。