南カリフォルニアの砂漠で8日、海兵隊員５人を乗せた軍用機オスプレイが、墜落する事故が発生した。
AP通信は、文民および軍の緊急隊が出動し、対応にあたっていると伝えている。負傷者や死者などの情報は明らかにされていないが、ロサンゼルスタイムズは、情報筋の話として少なくとも４人が死亡したと伝えている。
墜落したMV-22Bオスプレイは、キャンプ・ペンドルトン海兵隊基地の第３海兵航空団に属する機体。航空団の報道官は、墜落時刻は午後12時25分で、訓練中に起きた事故だとしている。事故現場は、同航空団が司令部を置くサンディエゴのミラマー海兵隊航空基地から東方に185キロメートルほど離れた場所にあるインペリアル郡グラミス近くだという。
オスプレイはティルトローター機と呼ばれ、ヘリコプターのように垂直に離着陸ができ、飛行中はターボプロップ機のように移動することができる。
インペリアルバレーにある海軍施設NAFエルセントロは事故発生後、Facebookの公式アカウントで、航空機の墜落報告があったとし、連邦消防局とインペリアル郡消防局が対応にあたっていると発表したが、機体の種類について明らかにしていなかった。
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その後の投稿では「当初の報道に反して、機体に核物質は搭載されていない」と説明している。
砂漠から黒煙の上がる様子を伝えるサンディエゴのテレビ局↓
