米国で最も評判の高いスーパー「ウェグマンズ」がニューヨーク市に初進出

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ニューヨーク州やニュージャージ州、ペンシルベニア州など米北東部に展開するスーパーマーケットチェーン「ウェグマンズ・フード・マーケット」(Wegmans Food Market)は27日、再開発が進むブルックリンのネイビー・ヤード(Brooklyn Navy Yard)に101店目となる店舗をオープンした。ニューヨーク市に店舗を構えるのは今回が初めて。

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ウェグマンズは、ニューヨーク州ロチェスターで1916年に創業した同族経営の非上場企業。今年のアクシオス・ハリスポールの調査で、アマゾンやコストコ、クローガーを破り最も評判の高い企業に選ばれたほか、昨年のマーケットフォース(Market Force)によるコンシューマー調査で、パブリックス(Publix)やトレーダー・ジョーズを抑え、米国で最も好まれる食料品店に選出された。
またフォーチューン誌による”働きやすい企業ランキング”では、22年連続100位以内にランクインを続け、今年は3位を獲得するなど、優良企業として知られる。

なお、ブルックリン店開設にあたっては、540人の雇用を創出。このほとんどが地元からの志願者だといい、コミュニティへの貢献も評価されている。ケヴィン・カフ(Kevin Cuff)ストアマネージャーは、オープンにあたり「顧客第一主義に関して、業界のナンバーワンでありたいと願っている。」と意気込みを語っている。また、顧客に比類のない買い物体験してもらうため、あたたかく、歓迎された雰囲気が感じられる店づくりを心がけたと声明で述べた。

店内の様子

新店舗の面積は約6,900平方メートル。販売品は、オーガニック製品2,000点を含む、約5万アイテムと品数が多いのが特徴。CNBCによると競合の典型的な品数は4万点だという。

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店内に入ると、寿司やサラダ、スープ、サンドイッチなど、圧倒的な加工食品や総菜の多さに驚かされる。新鮮で高品質の食材を使用し、手頃な価格で提供する。エグゼクティブシェフのステファン・デルーカ(Stephen De Lucia)氏を含む150人以上のスタッフが店内のキッチンで調理を行う。

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寿司をはじめとしたアジア系の惣菜も豊富に揃う ©mashupNY

手頃な価格帯の鮮魚や肉類も豊富。数百種類が並ぶチーズコーナーでは、購入前に様々なタイプのチーズを試食することができる。

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すべての食材は、家族用から単身用まで幅広いニーズに合わせた分量で販売する。©mashupNY

鮮魚やチーズ売り場など各コーナーには、責任者の名前と写真を掲示し、専門家の立場からアドバイスを提供する。レシピに加え、魚部位や味の味の特徴などを分かりやすく説明するポップも設置している。

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大手商品メーカーの商品や自社ブランド品に加え、地元メーカーの製品も豊富に取り扱う。

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イートインが楽しめるのも特徴の一つ。注文に応じて釜で焼き上げるピザや、ハンバーガー、セルフ形式のデリや惣菜は、2階にある約100席ほどのイートインスペースで食事ができる。また、この隣には本格的なバーを設置。単に買い物をする場としてでなく、地元客に日常的に足を運んでもらう空間を提供する。

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店内の窯で焼き上げたピザは、もちもちとした食感。©mashupNY
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1Fのハンバーガーショップでは、クラッシックハンバーガーのほか、話題の植物肉を使用したバーガーも販売©mashupNY
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2階にはバーを設置。地ビールなども数多く取り扱う。©mashupNY

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住所:21 Flushing Ave. , Brooklyn, NY
営業時間:午前7時〜午後11時まで

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Osamu F. MahupReporter.com
福崎 治 / Mahup Reporter 運営・編集責任者。ご意見、ご要望はメールにてinfo@mashupreporter.com